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今回は「アデル」をピックアップします。
まず、このゲーム、無限ドローや無限マナのループを組むこと自体はそこまで難しくありません。
ただ、アデルに関しては話が別です。
彼女の固有スキルを活用しようとすると、その尖った性能が絶妙に噛み合わない……というより、はっきり言って「ループの邪魔」になることが多いです。
今回は、そんな彼女の最大の弱点を解消し、「君が死ぬまで殴るのをやめない」永久機関へと変貌させるビルドを紹介していきます。
アデルの特性、そしてジレンマ

まずは、アデルの最大のアイデンティティであるアクティブスキル「王族律令」について。
手札をすべて0コスト・焼却持ちの「黒曜石の駒」に変化させるという、ロマンあふれる強力なスキル、に見えます。
駒は「魂」スタックに応じて、黒曜兵士から黒曜騎士、そして黒曜女王へと性能があがっていきます。
そして「魂」スタックは、駒を含めた「焼却」効果を持つカードを使用するたび、そのラン中は永続でスタックします。
駒を使えば使うほど魂は貯まるので、火力面は申し分ない、ように見えます。



クールダウンは12ターンとかなり重いですが、「カードを引くたびにクールダウンが短縮される」という仕様があります。
なら、ドローソースさえあれば連発できるのでは? と思いますよね。
手札をすべて0コストの駒に変換する挙動は、一見すると極めて高い瞬間火力を誇るように思えます。
しかし、次の行動に繋がる『ドローソース』もすべて駒に変換されるため、持続的なターン継続が困難です。
その通り、ここに大きな罠があります。
手札をすべて駒にして投げ切ってしまうと、次の手札を引き込む手段がなくなり、そのターンは実質的に「何もできずに終了」してしまうんです。
身も蓋もないことを言ってしまえば、アデルのスキルを封印して、他キャラと同じように汎用カードだけで無限ループを組んだほうが圧倒的に手っ取り早いのが現実です。
でも、せっかくアデルを使うなら、女王の駒を無限に盤面に叩きつけたくなるのがゲーマーの性というものでしょう。
ループの要:自傷とドローの永久機関
「スキルを使うとターンが止まる」という致命的な欠陥。
これを解決するには、「駒を使うこと」そのものをトリガーにして、手札補充と重いクールダウンの短縮を同時に行うエンジンを別途用意してあげる必要があります。
以前、【ヴィヴィアンの回】でも「自傷」を起点にしたギミックをご紹介しましたが、今回も基本方針は似ています。
以下のバフを組み合わせます。
- 狂暴:行動(駒の使用)のたびに自傷ダメージを受けるトリガー役。
- 空想:ダメージを受けるたびにランダムなカードを手札に生成。
- 不屈:2回ダメージを受けるたびにドローを発生させる(※超重要)。
- 不朽:2回ダメージを受けるたびにマナ確保(※あればうれしい程度)。








付与する手段は何でもいいのですが、私の場合は、戦闘開始時に不屈を獲得できる遺物「ムーブメント」と、使用後に狂暴と空想を付与する自作オリジナルカードを採用しました。




これで準備完了です。
「クールダウン2」を埋める
デッキ自体は徹底的に圧縮し、バフ付与の手段と0マナドロー系を合わせて10枚程度に絞り込んでおきます。
戦闘が始まったらバフを展開し、「王族律令」で手札をすべて黒曜石の駒に変換。
駒を使うと、「狂暴」の自傷ダメージが入り、それに反応して「空想」が新しいカードを手札に生成してくれます。
手札上限は10枚なので、駒を10枚投げ切れば、ぴったり10枚のカードが手札に補充される計算です。
これで完璧に回る、ように見えます。
ただし、アデルのスキルのクールダウンは「12」です。
生成によるドロー10回で短縮できるクールダウンは「10」。
つまり、駒を使い切った時点で、どうしても「2」だけクールダウンが足りずにループが止まってしまいます。
この絶望的な隙間を埋めてくれるのが、先ほど「超重要」と書いた「不屈」の存在。
ここに、【ココの回(999連斬)】でお世話になった「あの仕様」を合わせます。
このゲームの、「山札が空っぽで実際に引けるカードがなかったとしても、ドローする”判定”さえ発生すればクールダウン短縮効果は適用される」ことを利用します。
駒10枚を投げ切る間に、不屈による空撃ちのドロー判定が5回発生します。
これにより、「空想」の生成ドローと合わせてクールダウン短縮効果は「15」。
手札が10枚MAXの状態で、重いスキルの再装填が完了します。
あとは君が死ぬまで殴るだけ
スキルのクールダウンが戻ったら、迷わず再びスキルを発動して手札をすべて駒に変換します。


あとはもう、敵のHPがゼロになるまでこの工程をひたすら繰り返すだけです。
途中で「空想」が優秀なバフやデバフカードを生成してくれたら、適当に放り込んでダメージ効率を上げてあげましょう。
後半のタフなボス相手だと、延々と続く黒曜石の雨を眺めながら無心でクリックし続けることになるため、リアルな指の疲労が最大の敵になるかもしれません。
不遇(と私が勝手に思っている)なアデルですが、過去のビルド構築で得た知識とシステムの挙動を総動員してあげることで、圧倒的な超連打ビルドが完成します。
無数の黒曜石でボスの顔面を埋め尽くすこの背徳感、ぜひ試してみてください。
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その理由と極上のメリットについて、以下の解剖記事で詳しく解説しています。











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