【終焉魔女の旅々】#9 確率ハックでお手軽ワンパン。「魔術シーケンス」が生み出す「指に優しい」全自動

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確率をハックして敵をワンパンする。

聞こえはいいですが、以前当ブログで紹介した無限項「時の籠」ビルドには、一つだけ致命的な物理的欠陥が存在していました。

「時の籠」に数百ページ分の効果をストックするために、ひたすら手動でカードを切り続けなければならず、とにかく指が疲れるのです。

「スマートな自動化」には程遠い。
何百回も左クリックを強要されるような苦行はゲームとは呼べません。

そこで今回は、そんな煩わしい手動ループからプレイヤーの手首と指を解放する、より軽量で極悪な構成を目指します。

拡張カードパック「魔術シーケンス」を活用し、カード1枚で無限回の攻撃を叩き込む「お手軽ワンパン構築」の全貌とその過程をご紹介します。

目次

魔術シーケンスの基本仕様(システムの前提)

まずは拡張パック「魔術シーケンス」の基礎ロジックです。
まともに読むとややこしいので、ある程度乱暴に要約します。

詠唱素材(A~D)の概念

特定のカードを使用することで、素材A~Dを生成します。
各効果は以下の通り。

詠唱素材A:霧泉の羽(マナ1、保留、焼却※)
プレイすると●ダメージを与え、超越を5スタック獲得する。

詠唱素材B:無垢の百合(マナ1、保留、焼却※)
プレイすると●シールドを獲得し、HPを3回復する。

詠唱素材C:流星の塵(マナ2)
プレイするとカードを2枚引く。次のターン、追加で魔力を2回復する。

詠唱素材D:灰色の寂滅(マナ1、焼却※)
これ自体の使用については、何の効果もなし。

※いずれも、厳密には焼却ではありません。「焼却+戦闘終了後にデッキから消滅する」という意味ですが、「生成された(元から存在しない)カードなのだから、そりゃそうだろ」という意図で焼却と同義としています。

ただし後述の通り、これら素材の直接の使用効果は正直どうでもいいです

魔法シーケンスの生成

生成した素材のうち、異なるものを同ターンに2種類以上使うと、「進階詠唱」という処理が入り、「魔法シーケンス(大型魔法)」が手札に生成されます。

たとえば、素材AとBを同ターンに使用すると、魔術シーケンスAB「授法」が手札に生成されます。

終焉魔女の旅々 魔術シーケンス 授法

ちなみに、「今、どの素材をプールしているか?」は、キャラクター上部の専用UIで確認可能です。

【ABD】無限ループの仕組み

今回の構築の初動となるのは、以下の素材生成カードです。

  • 呪閃刃: カードを2枚引き、詠唱素材A(霧泉の羽)を生成する。
  • 法術シールド: カードを1枚引き、詠唱素材B(無垢の百合)を生成する。
終焉魔女の旅々 魔術シーケンス 呪閃刀
終焉魔女の旅々 魔術シーケンス 法術シールド

💡 補足:生成カードは「ぶっちゃけ何でもいい」
今回は上記2枚を採用していますが、「素材AとBさえ生成できれば他のカードでも完全に代用可能」です。

最終的に【ABD】の無限ループが発動した時点で敵は消し飛ぶため、道中のカード自体の直接ダメージやシールド量には一切期待してません
「ドロー効果が付いててラッキー」程度の認識でOKです。

このAとBを使用することで「進階詠唱」が発動し、魔法シーケンス【AB】(授法)が生成されます。

しかし、この【AB】自体は今回のワンパンシステムにおいて何の役にも立ちません。

本質は、生成時の「付随効果」にあります。

進階詠唱を行うたび、「判定30で詠唱素材D(灰色の寂滅)を生成する」という裏のシステムがこっそり発動します。

本来なら70%の確率でしか引けない効果ですが、もうお分かりかと思います。
後述する「幸運ハック」の環境下において、70%程度の確率は100%と同義です。

ABをステートしている状態で、強引に確定生成させた「素材D」を撃ち込む。

すると、魔法シーケンス【ABD】(流星爆)が手札に生成されます。

終焉魔女の旅々 魔術シーケンス ABD 流星爆

この【ABD】は、「判定80に成功するたび、失敗するまで再度発動する」という恐ろしい効果を持っています。

ここに至れば、あとはシステムが勝手に無限の演算を繰り返してくれます。
指に優しい完全自動ワンパンカードの完成です。

確率ハック:運命を捻じ曲げる「幸運」のブースト

【ABD】を一生再発動(無限ループ)させるためには、先ほどの「素材D生成の判定30」や、ABDループ継続のための「判定80」をすべて100%確定発動に書き換える必要があります。

幸運40の祝福で判定難度が10下がる仕様を踏まえると、システムを完全に掌握するためには「幸運70」という数値が必要です。

「失心の殻」をベースに、今回は以下の強力な遺物を相棒として組み込みます。

(※結局、幸運さえ盛れれば何でもいいです)

  • 虚像: ターン開始時、最初に使用するカードが追加でもう1回発動する。
  • 血色の残響: 各カードは40%の確率で追加でもう1回発動する。

「失心の殻」のアクティブスキルと、これらの遺物シナジーを利用し、「幸運の装い」を何回も使い倒して、幸運値を「90」までブーストさせます。
これで確率ハックは完了です。

ロジカちゃん

管理人、何か一番大切な説明を一つ忘れていませんか?

マナとドローの永久機関ですね。
シリーズを重ねて今回で9本目、ここまで読んでくださった読者なら、その程度のインフラ整備は適当に組んでおいてください(丸投げ)。

ワンパンの実行と、システム挙動の観察

マナ・ドロー・幸運のインフラが整ったら、あとは以下の順序でスイッチを押すだけです。

  1. 幸運を限界までブーストする
  2. 素材Aと素材Bを使う(順不同)
  3. 確定生成された素材Dを使う
  4. 完成した【ABD】を放つ

結果は、当然のようにワンパンです。

「まあ、そうなるよね」で片づけてもいいのですが…。

以前当ブログで紹介した「ダメージのオーバーフロー現象(一撃で21億ダメージを超えて表記が消し飛んだヴィヴィアンの事件)」と同様、今回も無限ループゆえに計算がバグって数値が出力されないと予想していました。

しかし、実際には上の画像のようにダメージ数値が正常に表示されたのです。

これはおそらく、システムの繰り返し演算が「敵のHPがゼロになり、死亡判定が出た時点」で強制終了する賢い仕様になっているためだと推測されます。

無限の変数を掛け合わせた前回のオーバーフロー事故とは、明確に内部の処理が異なるようです。
面白味には欠けますが、システムとしては真っ当ですね。

総評:で、最終奥義【ABCD】の使い道は…?

ちなみに、すべての素材を統合した最終奥義【ABCD】(律令:死)というカードも存在します。
条件を満たせば「対象の最大HPの100%に等しいダメージを与える」という、字面だけ見れば最強の大技です。

しかし、今回の【ABD】がお手軽かつ火力過剰すぎるため、現状【ABCD】は完全に出番を奪われています(産廃です)。

「ナナ」の最大HPをバグレベルに盛るような特化ビルドでも組まない限り、わざわざ手間をかけて4つの素材を揃える価値はありません。

手首の寿命を守りながら、美しい論理で敵を粉砕したい皆様は、ぜひこの「魔術シーケンス【ABD】構築」を試してみてください。


【環境構築】手首の疲労をなくす「マウス選択」の重要性

マウス操作だけで完結する本ゲームにおいて、普通のマウスを振り回すのは手首の寿命の無駄遣いです。

筆者もかつて『艦これ』の無限周回によって手首を破壊され、トラックボールマウスに乗り換えたことで救われたという絶対的な実績があります。

「他人が触ると100%文句を言われる」という唯一にして最大のデメリットを抱えながらも、なぜこの変態デバイスが私の最適解となったのか。
その理由と極上のメリットについて、以下の解剖記事で詳しく解説しています。

schemancer
管理人・工場長
中心:RPG / Steamインディーゲーム
内容:システム検証・考察、レビュー、時々雑記
ゲームの仕様を読み解き、「考えること」それ自体を楽しんでいます。
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