今回は、前回の記事で解説しきれなかった、本作のメタプログレッションの要である「倉庫」と「オリジナルカード作成」の仕様について解説していきます。

※現時点で判明している事実と、検証中のものを分けて記載しています。
※V1.0.2時点の製品版プレイに基づく情報です。
「倉庫」の仕様と、謎の資金増殖
ランの道中で立ち寄れる「倉庫」マスでは、アイテムやお金の持ち越し(ストック)、もしくはリリースが可能です。
① カード・遺物の保管と引き出し
- 預ける: カード、遺物それぞれアクセス毎に「最大2個」まで。
- 引き出す: カード、遺物それぞれラン中に「最大1個」まで。
(※特定シナジーのキーカードを引いたものの、今のデッキには合わない時などに「来世の自分」へ託すための機能ですね。)
② お金の保管と引き出し
お金の引き継ぎには、かなり理不尽な「手数料(ロスト)」の概念が存在します。
通貨単位が不明ですので、以降「G」と仮称します。
- 預ける時: 現在の所持金の10%(最大100G)を、手数料なしで預けられる。(5回)
- 引き出す時: 預け金の10%(最大200G)を引き出せるが、そのうち半額が手数料として虚空に消える。(5回)
【検証中・仮説】ラン終了時の「自動預け入れ」について
所持金1,432G、預け金1,163Gの状態でランを終了(クリア)したところ、次回のラン開始時に倉庫を確認すると、なぜか預け金が「2,163G」に増殖していました。
ここから推測される仮説として、「ラン終了時に余らせたお金は、最大1,000Gまで自動的に預け金(ストック)に回される」という仕様が存在する可能性があります。
ぼったくり銀行かと思いきや、謎の裏金システム。
オリジナルカード作成の手順
拠点のメニュー(図書館→本を借りる)から移行できるカード作成画面では、『真理の結晶』を消費して自分だけのオリジナル魔法を錬成できます。
まずは、ちょっと癖のある作成手順とUIの仕様から。
- 初期設定の解除:
初期状態で「使用時に」という効果とその対象が勝手にセットされているので、まずは右上の「×」をクリックして更地にします(厳密には、「使用時に」のウィンドウだけが残りますがこれで問題ありません)。 - 発動タイミングの設定:
「項目を追加」から、使用時引いた時捨てた時のいずれかを選択。 - 対象の設定:
もう一度「項目を追加」を押し、「効果対象」を選択、出てきたウィンドウで、効果の対象が自身なのか選択対象なのかを設定。 - 効果と数値の設定:
さらに「項目を追加」して好きな効果(ダメージやブロックなど)を選び、スタック数や数値を盛ります。 - 名称の決定と保存:
適当なカード名を付けて「編集を確認」を押せば完成。次回のランから「倉庫」に格納されます。
以下に一例を示します。
- 「使用時」、「自身」に「毒素を8スタック付与」
- 「引いた時」、「自身」の「HPを10回復」
という2つの効果を持ったカードです。
なぜわざわざデメリット効果を付与しているのか、以降で説明します。

「点数使用(キャパシティ)」の概念について
オリジナルカード作成の画面下部には 点数使用:●/● というゲージがあり、右側の最大値(キャパシティ上限)を超える効果を持ったカードは作れません。
この点数システムには、以下のような法則があります。
- キャパシティが増える(上限が伸びる)条件:
- 消耗(マナコスト)を重くする(0〜3)。
- 階級(レアリティ)を高くする(1〜3)。
- 「焼却(使用後除外)」や「保留」などの特性を付与する。
- ※ただし、これらを高く設定するほど、錬成に必要な『真理の結晶』の要求量も跳ね上がります(最大150?)。
- 消費点数が減る(予算が浮く)条件:
- 「自身にダメージ」などのデメリット効果を付けると消費点数がマイナスになり、結果的により強力なメリット効果を相殺して積むことができる。
現状、「使用時」である必要がない
筆者が確認した範囲では、少なくとも「ダメージを与える」「ブロックを得る」といった基礎効果において、発動条件を『使用時(マナを払う)』にしても『引いた時(自動発動)』にしても、食うキャパシティ(点数)は全く同じであることが分かっています。
つまり、わざわざ手動でマナを払って使うカードを真面目に作る必要などありません。
- 発動タイミング: 「引いた時」に設定する。
- 消耗(マナ)と階級: 両方ともMAX(最高値)に設定する。
- (※「引いた時」に勝手に発動するため、マナコストがどれだけ重かろうが、手札からプレイしないので実質コストゼロで無視できます)
- 特性: キャパシティ枠を稼ぐために「焼却」を付与。ただし「保留」はつけない。
- (※ターン終了後に捨て札へ行き、デッキを循環して何度も引き直してほしいため)
- 効果: キャパシティの限界まで、有利な効果をひたすら詰む。
なお、デメリット効果の付与によるキャパシティ水増しテクニックには「最大100点まで」という上限が存在します。
「使用時(手動プレイ)」の枠にデメリット(自分へのダメージ等)を押し付けて、予算上限の100点を満額引っ張ってくることができるということです。
このカードは「引いた時に自動発動」してお役御免となるため、わざわざ3マナ払って手動で使うことなんて絶対にありません。
つまり、「使用時のデメリット」は一生発動しない完全なノーリスクになります。
例として、この架空のペナルティで稼いだ100点の予算をすべて「ドロー時のダメージ」に全ツッパすることで、画像のように「引くだけで対象に17ダメージを叩き込む」という謎のカードが完成しました。

キャパシティ上限の壁がある以上、「このオリジナルカード1枚さえあればすべて解決する」みたいな、単体で完結する神のカードは作れなさそうです。
ただし、
倉庫で埃を被っている尖った遺物やクセの強いキーカード、あるいは特定の魔女が持つ特性……。
それらをじっくり眺め、「あとこの効果さえあれば無限ループに入れるのに」という『足りないピース』をオリジナルカードでピンポイントに補ってやること。
これがパズルとして完璧に噛み合った瞬間、たった1枚の自作カードが起点となってシナジーが爆発し、本当の意味でゲームバランスが気持ちよく崩壊する予感がしています。
与えられたカードだけで真面目に戦う時代は終わりました。
皆さんもぜひ、自分の手で「最強の専用パーツ」を錬成して、この狂ったシナジーの泥沼に一緒に沈みましょう。


【環境構築】手首の疲労をなくす「マウス選択」の重要性
マウス操作だけで完結する本ゲームにおいて、普通のマウスを振り回すのは手首の寿命の無駄遣いです。
本作の沼にどっぷり浸かるなら、背もたれに深く寄りかかり、指先だけで戦局を支配できるトラックボールマウスの導入を強く推奨します。
【筆者の実体験】
筆者はかつて『艦これ』の無限周回によって手首を完全に破壊され(腱鞘炎)、このデバイスに乗り換えたことで救われたという絶対的な実績があります。
慣れるまで操作に癖を感じるかもしれませんが、プレイ後の疲労感は文字通り別次元です。
【唯一のデメリット(注意点)】
職場や研究室など「他人が自分のPCを触る可能性のある環境」での使用はおすすめしません。
PCトラブル等で他人にヘルプを頼んだ際、操作が特殊すぎて100%文句を言われます。
あくまで「自分だけのゲーミング環境」に導入してください。(もしくは、代替の普通のマウスを用意しておきましょう。)

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